寺子屋の指導

将来、一緒に働きたいと思える生徒たちへ

あけました、本年も粛々。

 

冬期講習が明けたら、3月から始まる新年度の募集を開始します。

新年少~新中3が対象です。

 

さて、寺子屋はじっくりゆっくり育てると言いましたが、

冬期講習ではこんな感じです。

 

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中学生、講習会恒例の国語添削です。

自分で解答を見つけるまで、何度も何度も突き返します。

色が付いているところは、私からのヒントです。

 

いえね、短時間で解けるようにするのは簡単なんです。

1回の講習会で国語だけで、偏差値を8~15上がったケースもあります。

ですが、

それだと自分で考え、日本語を咀嚼できるようにならないんです。

 

で、それだけでなく、

わからなかった言葉を調べてもらったり、

根拠となった箇所に線を引っ張ってもらったり、

場合によっては、文章の内容を掘り下げる講義を行ったり、

関連書籍を紹介したり。

 

しっかりした理解の土台があって、

成績はその後に付いてくる。

 

それが普通の勉強のスタイルだったはずです。

ですが、あまりにインスタントに成績という数字だけをいじるという、

勉強スタイルが一般的になってしまいました。

 

で、生徒の目線も、

短期的な成果ばかりに目が行って、

結果さえ出れば、

姑息(その場しのぎという意味です)な方法でも簡単に手を出してしまう。

 

そういう子たちと将来、一緒に働いたり、

自分たちが引退した後に、彼らが作る世の中だったりに、

わくわくするでしょうか?

 

彼らが活躍するようになったときに、

彼らが接する人たちがわくわくするような生徒に育てたい。

そう思って、

日頃生徒に接しています。

 

ああ、年甲斐もなく、真面目に語ってしまいました(笑)。

 

それでは良いお年でありますように。

 

ごんぼっち