寺子屋の指導

余熱

今晩は、本日も粛々。

 

先取りか深堀か?みたいなお話を最近書きましたが、

そうやって、教科の内容を理解しやすい状態にしておくことを、

寺子屋が主張している、

「余熱で点数・合格を勝ち取る」の、

余熱だと解釈しているケースを見かけて、

 

盛大にずっこけました(笑)。

 

保護者会でお知らせしているような、

壮大な知識や研究を用いて、

なるべく合理的に大学入試までのカリキュラムを整理整頓し、

なるべく適切な時期に、適切な内容をやろうとしているのは、

決して点数アップのためではありません。

 

一般的に言われている勉強法だと、

膨大な時間がかかったり、

手っ取り早く点数になっても、後で取り戻さなくてはいけなかったり、

そのぶんの手間を私が省く代わりに、

 

勉強で少しでも面白いと思ったことを調べたり、

少しでも寺子屋文庫を含めた書籍に触れたり、

緊急ではなく、重要なもの、

もしくは、

緊急でもなく、重要なものでもないものに

接する時間を確保するためで、

 

そういうところから、知的好奇心って生まれてくるものです。

点数や合格と知的好奇心は、

そういう意味で相関関係があるものです。

 

知的好奇心の余熱で点数・合格を勝ち取ると言っているのは、

そういうわけです。

 

画像は、妻が私の誕生ケーキを注文した際、

なぜか名前を「余熱さん」と勘違いしたときのものです(笑)。

 

ごんぼっち