今晩は、本日も粛々。
私が寺子屋のことを話をするとき、
よく「平凡な塾です」と言いますが、
これは本当のことで、
寺子屋がやっていることは、当たり前のことばかりなのです。
あ、「みんながやっている」という意味の当たり前ではありません。
「勉強を得意にするなら、こうだよね」という当たり前です。
先日、中2英語で、不規則動詞活用表のテストをしました。
1週間の猶予で69個の動詞の、
現在形・過去形・過去分詞形・意味・発音を覚えるもので、
テストをしたら全員合格、多くても2個間違いでした。
なぜ69個必要かは、私が膨大な日本全国の入試問題等の研究と、
高等学校に進学後の内容から取捨選択をした数です。
生徒はこれを1週間で、仕上げてくるのですが、
知識技能にあたるので、訓練すれば誰でもできるようになるのですが、
こういうのを習慣にするには、実は結構大変です。
毎年、酷い子では半分も取れない子もいます。
全員をここまで仕上げるには、それこそ小学校の時から、
少しずつ少しずつ、できることを増やしていって、
少しずつ少しずつ、勉強の基礎的な習慣を増やしていって、
少しずつ少しずつ、生徒たちもそれに応えてくれて、
積み重ねた結果が全員偏差値70あたり。
金大附属や泉丘が余裕で狙えるので、
県外の有名私立などを想定して授業しているくらいです。
あ、新中3生が入ってきても、まったく問題なく、彼らと一緒にできますからね。
念のため。
中学校のテストや高校入試で測れるのは、
頭の良さではありません。
こういう当たり前のレベルがどれくらいか?です。
これらは訓練次第で誰にでもある程度は、身に付けられることです。
しかも偏差値70くらいまででしたら、
集団授業が最適です。
もうひとつ。
根本的に頭を良くするのは、
実はこういう勉強だけでは足りません。
そこに着手しているのも、寺子屋の寺子屋たる所以です。
ごんぼっち