今日は、本日も粛々。
大学入試共通テスト、国語が複雑化だそうです。
https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/9597
高校生新聞オンラインより
「長くて読み切れず…」共通テスト「国語」は複雑化 3つの文章読ませる大問も
笑っちゃいますね。
解いてみた感じですと、こんなに簡単でいいの?と思って解いていました。
これで「複雑化」ですって。
ただ、生徒たちを見ているので、
「国語の解き方を身に付けることを読解だと思っている生徒は、
難しく感じるだろうなぁ」
「問題は簡単だけど、良問。
ちゃんと勉強している子と、そうでない子の差が、はっきり出るテスト」
と考えていました。
それはともかくとして、
寺子屋では、「映画で学ぶ知の技法」という、
映画を用いて、人間や世の中を分析する授業を、
年7回~8回ほどしているのですが、
中1・中2・高校生は自由参加、
中3は半必修でやっているのですが、
積極的に参加している子と、
そうでない子で、
びっくりするくらい差が開きました。
高1・高2生にも共通テスト国語を解いてもらったのですが、
参加している子の平均=169点
参加していない子の平均=109点
進研模試では偏差値10以上開いて負けている子が、
共通テストでは勝ったというケースすら、
ありました。
誤解しないで欲しいのですが、
別に共通テストや、国語の成績を上げるために、
こういう授業をしていたわけではありません。
古今東西、学問の世界で、
頭が良いと言われる人たちがやっていることを、
寺子屋なりにやっているだけという話で、
入試も学問の一部である以上、
やってみて然るべきと思っているだけです。
ただ、学問の一部であるにもかかわらず、
学問を知らずに、入試しかみないのが、
当たり前になってしまっているのでしょうね。
残念なことに。
ごんぼっち