勉強方法

最短距離を目指すとアホになる

寺子屋は今年の春ぶりに大々的に生徒を募集します。

知的な子供に育ってほしいお家の方、

お待ちしております。


但し、年長さんは満席、中3は募集終了、高校生は一般から受付しておりません。

HPのお問い合わせフォームからどうぞ




今晩は、本日も粛々。



例えば、小学校のときに、徹底して教科書の音読していましたか?

中学校で、今はQRコードで音読用音声が聞けますが、教科書の音読・暗記をしていましたか?

算数で、低学年の頃から、学校でやるように色々な解き方をしていましたか?



基本的な勉強というのは、今も昔も、そう変わりません。

ですが、妙に小賢しい知恵を身に付けてしまって、

石川県にはこういう問題は出ない(だからやらなくていい)みたいなチャチャが入ると、

どうしても固い頭になっていきます。



一般的な大人風に言うと「地頭」「センス」みたいな部分ですね。



からくりは簡単で、

例えば、国文法は石川県の公立高校入試では、2点~4点しか出ません。

詩・短歌俳句はここ二十年ほど出ていません。

ですが、

日本語を読むのに、

文法は必要ですし、

詩・短歌俳句で使うようなテクニックを用いない文章はありません。



文法で言うなれば、高校生用の参考書コーナーに行ってみてください。

一文の要点から理解しましょうと、

文法的なアプローチから本文を読みましょうという参考書・問題集が一定数あります。



入試に出ないからやらなくていい

が一般化したせいだと思っています。



ちなみに高校生用語彙力問題集というのもたくさんあります。

いかに小さい頃から、

辞書を引く癖や、

漢字を意味で覚える練習をしてこなかったかが、

よくわかります。



国語だと、最近どんな指導者でも揃って、

「ここまで最近の子が読めないなんて!」と口を揃えて言っています。

英語数学でも、今までの生徒とは違って、基礎的な発想や勉強が全然入っていないと

いう声も聞きます。



最短距離で結果を求めてしまった帰結のような気がします。



ですから、寺子屋では、

低学年は、じっくり考える習慣と、深く考える癖をつけるところから、

高学年から、集団授業の受け方や授業の復習のしかたから

じっくりと、当たり前の勉強に取り組んでいるだけで、

こんな実績になっています。



当たり前のことを当たり前のようにやる。

大事ですよ。



ごんぼっち