大学受験

中学校のテストでの、得点分布図をみて思うこと

小1は満席、中3は募集〆切ましたが、

年少から中2まで、生徒募集中です。

 

今晩は、本日も粛々。

全国的に、塾控えみたいな感じらしく、

通塾を極力遅くしたり、

今まで通塾していた層が通わなかったり、

ということがあるみたいです。

 

そのせいかどうかわかりませんが、

ある中学の中間テスト、

数学と英語の分布図です。

IMG_1765.jpeg

左が数学で、

今回少し難しくて、平均点が50点(石川県の公立高校入試と同じくらい)ほど。

それにしても、成績が悪い子が、極端に多いです。

算数・数学は小1~現在の学年までの積み重ねですので、

ちょっと難しくされると、その差が大きく出てしまうのでしょうね。

 

右が英語で、いつも通りの難易度ですが、

完全にふたこぶラクダで、

得点が低いほうの山の生徒には「難しすぎる」テストだったようです。

これは小学校英語と、中学教科書難化の影響でしょうね。

 

英語に関してはまだいい方で、

全国では平均点以下に大きな山がある、

いびつなひとこぶラクダ状態のテストも、

たくさん見てきました。

 

断っておきますが、

「だから早くに塾に行きましょう」

という話をしたいわけではありません。

 

私がこういうグラフをみて思うのは、

★今、いい点数を取っている生徒が「これでいいや^^」と思わないか?

という点だけです。

 

石川県は全国でも、

比較的難易度が高い入試(8割なくてトップ高合格なんて、普通ありません)ですし、

進学校についていけるような勉強方法や、

中学校を卒業したといえるくらいの基礎力が

身についているかどうか、

というところも気になりますが、

 

それよりなにより、

まだ中学校レベルの勉強なのに、

舐めてかかることで、

勉強の楽しさを知るきっかけを失っていないか?

 

この一点がとても心配です。

 

ごんぼっち