今晩は、本日も粛々。
タイトルにありますとおりです。
1つの県で1人出ればいい方と言われている東大推薦で、
合格者が出ました。
今年は全国で91人しか合格者が出ていません。
東大合格はこれで通算三人目。
課外活動で実績があるわけではありませんので、
おそらく学問への姿勢が評価されたのだと思います。
東大は最近、一般の入試問題で、
知的な問題より、情報処理能力を問うような問題も散見されたので、
受験勉強ではなく学問を志す生徒を評価した点が、
嬉しかったです。
寺子屋に入塾したときは中2でしたが、
全国模試で偏差値60ちょっと(二水高校安全圏に届かず)くらいでした。
学校では優秀でしたが、
興味はあっても自分で深く掘り下げることを知りませんでした。
つまり、
知らず知らずのうちに、自分に上限を設けているような状態でした。
地方都市の優秀層は、これが怖いんですよね。
もしくは、ちょっと優秀だからといってどんどん先取りさせてしまう。
そうなると、受験で燃え尽きる生徒のいっちょあがりです。
寺子屋に来てから、この子の知的好奇心が爆発しました。
全国模試の学力テストでは偏差値70台を突っ走り、
難関高校受験用の駿台模試も、全国100番内に入るほどになりました。
先取りをしていたわけではありません。
「映画で学ぶ知の技法」という映画を用いた国語の授業に触発されて、
自分で映画をたくさん観て、自分で評論していましたし、
高校入学時には、Z会アカデミックという、
大学一般教養レベルの文章を英語で読みながら覚える単語帳を勉強していました。
古文や漢文は、原典の漫画版を一通り読み、
中国の思想家や十八史略(中国18の王朝の歴史書)のダイジェストを制覇していました。
自学力+知的好奇心で、高校でも学年トップ10をキープし、
まさに「知的好奇心の余熱で点数・合格を克ち取る」
という、寺子屋のキャッチフレーズを地で行く生徒です。
またこういう生徒を育ててみたいなと思います。
志望校は東大である必要はありません。
寺子屋は「行きたいところを応援する塾」であって、
いい高校・いい大学を目指させることはしません。
ただ、本当に「行きたい」なら、
本気出すよね?と常に問いかけ続けます。
さぁ、寺子屋は3月から新学年でスタートします。
幼児(年少~年長)、
低学年(小1~小3)一部曜日時間帯で満席アリ
高学年(小4~小6)一部曜日時間帯で満席アリ
中学生(中1~中3)
を募集しております。
お問い合わせフォームより、ご連絡ください。
ごんぼっち