金沢情報に寺子屋登場です。
今晩は、本日も粛々。
小中学校で勉強するときに、復習重視か先取り重視か論争があります。
そこで漏れている視点が、深堀りです。
習った内容の復習は復習なのですが、
もっと難しい問題や、別の考え方でやってみることを、
深堀りと表現しています。
こういうことをしっかりやると、「遊び」ができるようになります。
ハンドルやブレーキでいうところの遊びですね。
こういう遊びがあると、次の学年以降、大きく伸びる力になります。
話が変わって、学歴大事と学歴関係ない論争があります。
ここでいう学歴は、高卒か専門学校卒かみたいな話ではなくて、
いい大学かどうか的な話です。
18歳プラス何歳かくらいの入り口の時点で、
大切だと言われると、そんな早くに人生決まる?と思っちゃいますし、
大事じゃないと言われると、
若い頃の頑張りって無駄なの?とも思っちゃいます。
これ、典型的な「遊び」が無いことが前提の、論争だと思うのです。
こんな感じで分けてみると、
横軸に学歴高い低い、
縦軸に大学で勉強頑張った・頑張っていないを置きます。
学歴いい悪いを問題にするのって、
この赤い部分の人のような気がしています。
私自身を鑑みると、大学は大したことがないところしか出ていませんが、
若干コンプレックスは持っていました(情けないことに、笑)
卒業間際に東大の大学院生対象の勉強会に出かけたときに、
「君はどこの院ですか?」と院生や教授たちから聞かれ、
「明治学院大の学部生ですよ」と話をしたら驚かれました。
それで、大学時代ちゃんと勉強すれば、少しなら追いつけるものなんだと思い、
コンプレックスは無くなりました。
じゃ、青で丸をした、大学時代勉強していて、
赤と同じく、社会に出たあとも頑張った人たちは、
まぁ、いいに越したことはないが、
入口より、大学で何をやったかが大事だよね
というくらいにしか考えていないと思います。
大学で勉強すること自体が、
社会に出て直接役に立たないことの方が多いですが、
世界を観る眼が豊かになるという「遊び」そのものです。
ごんぼっち