連載:トップランナーに聞く
学年が進むにつれて勉強が楽しくなる、後伸び力の育て方(第3回)
金沢日和さんに連載中のコラム、
第三回が出来上がりました。
今晩は、本日も粛々。
先日出版の打ち合わせをしていたときに担当者の方と、
根拠のない陰謀論に引っかかる、
いい立場の人もいて困るねぇとお話ししていました。
考える力があれば、あれ?と思える内容なのですが、
その時のコツのひとつをお話しします。
よく見かける(らしい)ラーニングピラミッド。
これらの行動によって、学習定着率が劇的に違うので、
生徒同士の教え合いや学び合いみたいな、
アクティブ・ラーニングが有効であるという根拠に使われるのですが、
これ、
全く科学的根拠の無いデマです。
経験的に考えるとわかります。
読書によって10%しか記憶定着がしないなんて、
あり得ないですよね。
グループ討論と講義で、45%も定着率に差があるなら、
我々の学校時代の記憶は、授業の記憶よりグループ討論の記憶の方が多いはずです。
体験に即すると、簡単におかしいなと分かります。
これは論理的トレーニングのひとつなのですが、
大事なのは、
アクティブ・ラーニングがダメだという話ではありません。
根拠が崩れただけで、
アクティブ・ラーニングが有効な学習かどうか、
「まだわからない」に戻っただけです。
ちゃんちゃん。
ごんぼっち