今晩は、本日も粛々。
幼児・低学年を教えたりしていると、
保護者の方から不思議なことを聴かれることが多いのです。
間に合いますかね?
「何に」間に合うのでしょうか(笑)。
まぁ一番シンプルなのは、受験なんでしょうね。
受験に間に合わせてどうするんでしょうか。
幼児・低学年に関わらず、
受験に無理やり合わせると、ダメージが大きいですよ。
受験をきっかけに、自らに火をつけることができた人は、
全く問題ないんです。
受験の合格を目標にした子は、
受験後、必ず燃え尽きますし、
受験で点数しか目標にしなかった子は、
勉強のイメージが必ず歪みます。
燃え尽きたり、歪んだりしてもいいんです。
間違いに気づいたら、
なんぼでも修正できるのが、
人間のすごいところです。
間に合おうが、間に合わなかろうが、
取り掛かるとすれば、そのつまづいたところからじゃないと、
解決がつかないというだけの話です。
ですので、幼児・低学年のPRをするときに、
確かに「つ」がつく年齢までは大事、とか
幼児低学年にやるべき大事な勉強があります、とか
お伝えしますが、
この時期にやらないとダメ、
小さい頃じゃないと取り返しがつかない、
なんて言い方は絶対しませんし、
科学的な根拠はみたことがありません。
私のモットーのひとつは、
「気付くということに遅すぎることはない」
ですが、
ただ、思い切ってつまづいているところに戻る勇気を、
なかなか持てない人は多いなぁというのは、
体験的には思います。
ごんぼっち