今晩は、本日も粛々。

 

余談です。

 

以前ブログでも紹介した、

マダム・ルロワというカフェ兼レストランに行ってきまして、

相変わらず絶品料理に感動したのですが、

 

奥様がオーナーで、フランス人のご主人と一緒にお店をしておりまして、

たまたま奥しゃんがフランス語が書いてあるTシャツを着ていて、

ご主人がきゃぴ!として、

 

Fraternité!

 

と書いてある単語を読んでいました。

その場でググってみますと、

友愛で、

フランスの国旗の由来、

自由・平等・友愛の最後のひとつでした。

 

よくある英語のTシャツみたいに、

変な単語でなくてよかった(笑)。

 

どうやって発音するんですか?と聞いてみたら、

一層嬉しそうに、教えてくれました。

カタカナ表記だとよく、「フラテルニテ」と書いてありますが、

響きとしては「ファテルニーテ」みたいに聞こえます。

美しい響きです。

 

そこであれこれ話していたんですが、

パリオリンピックは、

パリ市長が自分の名誉のためにごり押しした政策がいくつもあって、

だからマクロン大統領の支持率が落ちたんだ。

北朝鮮やロシアじゃないんだから、

もっと話し合って決めるべきだったと憤慨していたそうです。

 

オーナーの奥様と私は、

東京オリンピックが直前まで責任者が決まらず、

ぐだぐだ内容になったのに、

パリはすごいもの見せてくれたのでいいなぁと言っていたのですが(笑)。

 

最後にぼそっと、

日本人は英語には興味を持っても、

フランスにはあまり興味を持ってくれないのに、嬉しいです、

みたいなことをぼそっと。

 

知識を取得することは、

これからの時代は大して意味がないという論調がウケていますが、

知らないものから関心は生まれませんし、

知識を伝えることで、

「あなたのバックグラウンドに、きちんと興味があります」と伝えることにもなります。

気持ちさえあれば伝わる、

とはなかなかならないものですよ。

 

ごんぼっち