おはようございます、本日も粛々。
最近とても注目している方に、
鳥羽和久さんという塾の先生がおいでて、
その方の本は、よく買って読んでいます。
『それがやさしさじゃ困る』という本の一節、
「私は弱いからちゃんとケアしてあげなきゃ」
という自己に対する過保護が増えた。
かえって「弱さ」を自分の中に温存したまま手放せない人ばかりになったのではないか。
子育てに自信が無いのはみんな同じなんですが、
子どもを褒めてもらい、
子どもが賞をもらったりすることで、
保護者自身のケアに使っていませんか?
保護者が塾に求めるものは様々あって然るべきで、
その求めに応じて選べばいいことであるが、
少なくとも寺子屋本楽寺や、私と仲がいい塾さんたちみたいに、
本気で生徒たちの人生を考えようとしている塾に関しては、
自分の子どもを慰撫してもらおうとか、
子どもたちをとおして自分の子育て方針を認めてもらおうとか、
そういう方は向かないと思います。
生徒たちが勉強をとおして、
つまり、自分の考え方の間違いを修正したり、自信をつけたりすることをとおして、
人間や世の中の面白さを知っていくように、
保護者の方には、塾というフィルターを通すことで、
子育ての修正点に気づいたり、
良かった点を再発見したりしながら、
ひとりの子どもが
★「かっこいい大人」
に育っていく過程を楽しんでほしいと思う次第です。
鳥羽和久・植本一子著『それがやさしさじゃ困る』の帯にある言葉、
「人生を楽しむコツは、『よいこと』を後まで大切に取っておかないこと」(鷲田清一氏)
真剣に悩んでいるということは、真剣に楽しむ入り口に立っているということです。
ごんぼっち
★お知らせ
保護者説明会「豊かな国語力を育む具体策」
日時:11月30日日曜日午前10時~12時
場所:進学塾寺子屋本楽寺かほく本校(ZOOM参加可能)
対象:年少~中2のお子さんをお持ちの保護者で、
公立国立の地域トップ高校を視野に入れている方。
石川県内に限定しません。
勧誘は一切行いません。
内容:テスト対策ゼロ・入試対策最小限でトップ高合格・難関大学合格を出す寺子屋本楽寺塾長が、保護者ができる国語のサポートをお伝えします。
参加希望者は、こちらの申込フォームからよろしくお願いします。