勉強方法

先取りより大事な勉強

今晩は、本日も粛々。

 

低学年でも高学年でも、

もっとひどいのは高校生、

やたら先取りをさせる勉強法がもてはやされているみたいで、

 

首都圏は、中学校受験狂乱状態が続いていますので、百歩譲るとして、

金沢だけじゃなく、かほく市でも、

大人が主導で、とにかく先取りさせているケースを見聞きします。

 

先取りが適している生徒は、

今までの指導の体感ですが、

 

★上位3%未満

 

かなぁと、思っています。

というのも、最も指導に手を焼く生徒は、

 

★表面的にしか理解していない生徒

 

です。

前の学年で課題があるにも関わらず、

戻ろうにもプライドが許さない(笑)。

この状態の生徒です。

 

じゃ、何をすればいいかと言うと、

 

★今習っていることの深堀り

 

です。

 

卒塾生でこういう生徒がいました。

高校入学後、数学が沈んでしまったのですが、

寺子屋が中学校のときに扱っていたテキストが、

いかに良かったってことに気付いて、

夏休みに学校の課題をやりつつも、

徹底的に復習しました。

 

そしたら、数学で学年1位を取りました。

その高校は理数科があるのですが、

理数科の生徒をぶっこ抜いて1位でした。

 

中学校のテストで80点程度の生徒は、

小学校内容に問題がある生徒であるケースが、大半です。

(つまり泉丘二水合格圏であっても、です)

 

小学校のカラーテストは、

100点取れていて、やっと中学校で平均やや上くらいの状態です。

 

表面的な理解とは、これくらい怖いことなんです。

 

深堀りに問題点が無いわけではありません。

難問は頑張るけど、簡単な問題をバカにするという、

難問マニアになる危険性はあるのですが、

 

深堀りしておくと、単元の内容をより深く理解できるようになります。

そしてそれがそのまま、次の学年以降の発想の核になっていきます。

 

こういった内容を、

寺子屋では年2回、保護者会でお家の方にもお伝えしています。

 

ごんぼっち