今晩は、本年も粛々。
学年が進むにつれて勉強が楽しくなる、後伸び力の育て方(第12回)
自学力の育て方③ 自学力が備わってきた子のイメージ
なんと、年の瀬に原稿を書いていました(笑)。
除雪機キャサリンの大活躍で、寺子屋の駐車場だけ見事に雪が無い状態です。
毎年のことながら、
昨日の休講日、今日の中3正月特訓と、
いろんな学年の子もリアル自習室・オンライン自習室含めて、
たくさんの生徒が頑張っていました。
結婚してから、今までみたいな、
自学力を身に付けてもらうために、
毎日勉強できる環境は用意する。
なんてことができないかもと思っていましたが、
一部オンライン化と、
除雪機キャサリンの名づけ親の奥しゃんの理解、
70歳を超えた母が、まだまだ元気なことにより、
何とか可能になっています。
それにしても、
中3の一年に全力を尽くして、受験という麻薬の力を借りて勉強の価値観を一転する、
という、多くの塾が陥りがちなところに背を向けて10年ほど経ちました。
麻薬の力を借りているだけで、
本当に自分で勉強できる力が、高等学校に行っても身に付くことが、
出来る場合と出来ない場合の落差が激しく、
こちらが全力を尽くした分、落胆も大きくなるという循環に、
もううんざりしたわけです。
おかげで例えば今年の中三をみても、
平均通塾年数は3年以上。最長で7年です。
じっくり見ることができるから、
その子の点数や成績ではなく、
自学力の推移がみてとれます。
そうすると、
今、成績という、誤魔化しも効く目安の数字でも、
自学力という誤魔化しが効かない力でも、
いい状態にある生徒で、
何事も無く順調に来た生徒なんて、一人もいません。
むしろ浮き沈みがあって、それを真正面から受け止められた生徒ばかりです。
禍福は糾える縄の如しというのは本当だなぁと、
いつも思います。
悪い時期にじっと我慢して、
粘り強く接するというのは、
大事だなぁと思います。
ごんぼっち