今晩は、本日も粛々。
先日、やっと美容院に行ってきて、髪型がちょんまげから、
もしゃもしゃに変わりました。
成人式の予約・打ち合わせの時期なので、
美容業界も繁忙期突入という雰囲気でした。
私の髪型はどうでもいいのですが(笑)、
長い間担当してもらっている美容師さんから、
こんな愚痴を聞きました。
「成人式の打ち合わせで、
お母さんばかりがしゃべって、娘さんが黙ってずっと横にいる、
というご家庭が年々増えてきていて、
『誰の式やねん!』と内心思っちゃいます」
体裁だけ整えて、中身が整っていないと、
こういう「意思がそもそもない」「意思を表現できない子」になっちゃいますね。
あいさつはもちろんですが、
意志を示すこと、
言葉遣い、
目をどこに向けているか、
姿勢、
心の声は適切に表現すること
これらはただのしつけの問題ではなく、
他人と共にいるのであれば、必要な事柄で、
これができないということは、
他人と共に何かに取り組んだり、
人からものを教わるという機会を放棄するということです。
幼児や低学年であろうと、
結構うるさい寺子屋ですが、
こういう「当たり前の所作の大切さ」を共有できるご家庭がはじめて、
学問という贅沢なものに取り組めると思うのです。
共有できるということは、
今の時点で完璧にできている、ということではなくて、
指摘されたときに、それは大事だから守ろうね、と思えるという意味合いです。
ごんぼっち