今晩は、本日も粛々。
講習会恒例、映画で授業の予定をお送りしました。
映画を観て楽しむだけじゃなく、
その文化的な背景や、
人間分析を行う授業です。
端的に言うと、
頭が良くなる授業です(笑)。
こういう授業をしないとなぁと、ひしひし感じてしまったのが、
東京オリンピックの開会式です。
7か月くらいしか時間が無かったのにドタバタ続きで、
形にするだけでも大変だったんだろうなぁと同情したのですが、
あと、
授業中だったのでダイジェストしか観れていませんが(笑)、
日本は世界に対して、
発信できるメッセージが無いんだ、と
痛切に感じてしまい、
虚脱感でいっぱいです。
多様性の世界に、遅ればせながら追いついていきたいし、
そういう人材や文化はあるぜ、
というメッセージを送りたいのだろうとは推測できたのですが、
なんだかなぁ。。。
それこそ、
成績は多少なりとも取れるんだけれども、
文化や世の中に全く無知な
偏差値・受験マシーンの発想を見せつけられている感覚でした。
天皇陛下の横で疲れ切った顔を見せている、
首相が象徴的だったかもしれません。
個々は素晴らしいけれども、
ビジョンが不在。
だけれども選手たちを応援しよう!
というノリを、
明治維新以来、どれだけ続ければ気が済むのでしょうか。
日本中にちゃんと頑張っていて、
素晴らしい文化を発信している人たちは山ほどいるのに。
少なくとも、
人間や世の中がどうやって成り立っているか?
がわかる生徒を、
無理のない範囲で、少しずつ、少しずつ、
種蒔きしていかないとなぁと、
改めて思わされました。
もう、情けなくて、情けなくて、
涙も出ないくらいです。
ごんぼっち