今晩は、本日も粛々。
高校入試募集停止が相次いでおりまして、
関東は2020年頃から、
桜蔭・雙葉・女子学院・豊島岡・渋谷教育学園渋谷・開成・駒場東邦などなど、
そして最近は関西で、
洛星・甲陽学院・洛南は一部縮小などなどに引き続き、
東大寺学園が募集停止しました。
マスコミには「高校から入学してきた生徒たちの負担が大きいから」とのことですが、
東大寺学園の入試説明会に参加したとき、
どんな校風か、きちんと知って受けに来てください。
それぞれの校風に、私たちの教育理念が沁みこんでいるのです。
どんな知性の生徒を求めているかは、過去問をみてください(対策的な意味でなく)。
東大寺レベルでもこんな注意喚起が必要なんだと、
びっくりしたのを覚えています。
教育理念からして「本当に大丈夫ですか?」というような高校が、
東大京大合格者数で、東大寺学園に勝った負けた的なノリで、
人気を集めているのをみると、
何だかなぁと思います。
その一方で、
寺子屋が小学生や幼児からじっくり育てることにシフトしていっているように、
高校三年間だけで、校風に相応しい生徒を育てることが、
確率的に難しくなっているのは、
とてもよくわかります。
とはいえ、東大寺学園高校の入試問題は、
私も大好きでしたので、
芸術的な良問を見られなくなるのは寂しいです。
いろんな意味で、
何だかなぁと思ってしまうニュースでした。
ごんぼっち