最近入っているチラシです。
今日は、本日も粛々。
寺子屋で低学年であっても、高学年であっても、
授業の前に、画像のような、
色板や積み木を使ったパズルからはじまります。
低学年になってくると、学校の時間割通り、
国語・算数みたいな感じで、科目に分かれていきます。
そうすると、保護者の方から、
算数は分かりましたが、国語はどうやっているんですか?
とたまに聞かれてしまうわけです。
初めは何を言っているのか、
全く理解できませんでした。
教科なんて、人間が作っている世の中で、
それぞれの切り口で切っただけであって、
国語と算数が独立して存在しているという認識は、
私には無かったのです。
切り口の専門性が高くなったら、
それぞれに得意不得意が出てきて、
別物のように考えるのは分かります。
ですが、まだ小学校ですよ?
子どもが何かができていないということは、
発達段階に応じて必要だった経験を、
積ませていなかったということです。
HBの、六角形の木の鉛筆で、
正しい持ち方で、
しっかりとした線が引けないのに、
先取りで算数やって、どうするんでしょうか。
小さい子を教えていて、何が楽しいかって、
大人が「当たり前」と思っていることの元というのは、
こんなところにあったのかと、
気づけることです。
保護者の方もきっと同じ経験をたくさんするのだろうと思います。
低学年で塾に通うのですから、
機械的に先取りさせるんだーと意気込むのではなく、
保護者ご自身が新たな発見を得て楽しむくらいの、
おまけがあってもいいと思うのです。
ごんぼっち